燈は、建設業に特化した生成AI「AIコンストシェルジュ『光/Hikari』」において、建設業の専門業務に特化したAIエージェント機能を提供する。定型業務や企業独自のワークフローに合わせてカスタマイズ可能だ。
燈(あかり)は2025年1月10日、建設業に特化した生成AI「AIコンストシェルジュ『光/Hikari』」で、建設業の専門業務に特化したAIエージェント機能の提供を開始すると発表した。
建設業界の定型業務や企業独自のワークフローに合わせてカスタマイズしたAIエージェントを構築することで、ユーザーの業務効率化とコスト削減を支援する。
AIエージェント機能では、業界特有の業務フローを理解したAIが書類作成やレビューを自動で実行。また、現場監督や施工管理担当者が日常的に担う日報や帳簿、報告書作成などの業務をサポートし、事務作業時間を削減する。さらに、熟練技術者のノウハウをAIに取り込むことで、社内での知識継承も促進する。
新機能では、企業独自の承認プロセスや特定の関連会社との書類テンプレート連携、社内システムとのAPI連携など、各企業固有のフローを反映したAIエージェントを構築できる。自社AI研究開発チームが開発した自然言語処理技術や文書認識技術により建築/土木分野の専門用語を高精度で理解し、設計図や写真などの非構造データの解析にも対応する。
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