安藤ハザマは燈の協力を得て、ブラウザでBIMの設計指示や効率的なビジュアルチェックができるシステム「(仮称)Visual Check-Connect」を開発した。建築設計者とBIMオペレーター間の設計指示伝達の円滑化や、設計レビュー業務の効率化につながる。
安藤ハザマは2024年5月8日、燈(あかり)の協力を得て、ブラウザでBIMの設計指示や効率的なビジュアルチェックができるシステム「(仮称)Visual Check-Connect」を開発したと発表した。
新システムを利用することで、建築設計者はBIMの煩雑な操作を覚える必要がなく、ブラウザ上でBIMの3Dビジュアルチェックができる。BIMオペレーターへの指示もブラウザ上で行えるためユーザビリティが向上する。BIMオペレーターも、設計者からの指示事項の確認と、BIMモデルへの反映を効率的に行えるようになる。これにより、設計者とBIMオペレーター間の設計指示伝達の円滑化や、設計レビュー業務の効率化を目指す。
全社的なBIM環境の設定も省力化できるため、これまで以上にコア業務にリソースを投入できるようになる。
新システムは、設計者がBIMによるコミュニケーションを円滑に進めていくための中長期的なBIM環境整備の一環で、CDE(共通データ環境)と成り得る。今後、Visual Check-Connectをベースに、段階的に統合利用環境の構築を進めながら、利用者層の拡大につなげる。
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