PARK STOCKの開設に合わせる形で2024年11月6日に、衛星×AIによる駐車場探しを可能にするB2BパーキングAIエージェント「at PORT(アットポート)」を従来の建設業界から対象を広げ、新たにデベロッパーや不動産仲介会社にもサービス提供すると発表した。
at PORTは、PARK STOCKと同様に衛星とAIの画像認識で集めた豊富な駐車場データから、対象物件に1番近くで利用可能な駐車場を最短1日で探し、調査から支払いまでをワンストップで代行するサービス。不動産業界では、マンション建設や物件の仲介時、入居者向け駐車場の確保に課題を抱えている。at PORTであれば物件近くの駐車場を安く早く手配することが可能になる。
at PORTが提案する駐車場の約8割は、対象物件から徒歩3分以内。駐車場の検索や予約、交渉、提出書類の作成、契約がワンストップで済む。契約はサブリースのため、敷金や礼金、仲介手数料の負担が一切かからない。オプションで鍵の交換や引渡し代行、建売用地や空き地などの用地仕入れサポート、事務所手配や道路使用/占有許可申請なども用意している。
ランディットはこれまで建設業界に強みを発揮し、職人の通勤用駐車場や現場事務所、資材置き場などの確保をデジタル化することでコスト削減に貢献してきた。しかし、駐車場探しの問題は建設業界にとどまらず、住民の駐車場探しをサポートする「不動産仲介業者」、建築物に駐車施設を設置するときに設置義務の確認申請が必要な「デベロッパー」にも共通する。こうした業界から駐車場探しを早く簡単に安く利用できるようにとの要望が多く寄せられ、対象業種の拡大に踏み切ったという。
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