三菱地所とオプテックスは、スマートホーム事業領域で提携する。三菱地所の総合スマートホームサービス「HOMETACT」と、オプテックスの自動ドアセンサーソリューション「OMNICITY」を連携し、共用部のハンズフリー通行や利用権限の管理などが行えるようになる。
三菱地所は2024年12月2日、自動ドアセンサー大手のオプテックスと、スマートホーム事業領域で提携すると発表した。三菱地所の総合スマートホームサービス「HOMETACT(ホームタクト)」と、オプテックスの自動ドアセンサーソリューション「OMNICITY(オムニシティ)」の連携を開始し、共用部のハンズフリー通行やアカウントと連動した利用権限の管理などが行えるようになる。
三菱地所のHOMETACTは、専用アプリやスマートスピーカーを使ってスマートロックやエアコン、照明など、複数メーカーの幅広いIoT機器をまとめて操作管理できる。HOMETACTにオプテックスの「OMNICITY key SDK」を組み込むことで、HOMETACT管理画面からアカウントと連動した利用権限管理が可能。入退去手続きと連動した対象アカウントへの解錠権限の付与や停止などの操作が行える。
また、共用部ハンズフリー通行機能「HOMETACT Smart Gate」を新たに提供。HOMETACT Smart Gateでは、OMNICITY対応センサーが設置された集合住宅でHOMETACTアプリがインストールされたスマホを携帯するだけで共用エントランスが解錠できる。帰宅時に両手がふさがっていても解錠のための物理鍵の取り出しやアプリケーションを開く必要がなく、居住者の利便性が向上する。
OMNICITYは自動ドアセンサーの交換のみで、新築/既築問わず幅広い集合住宅で導入可能だ。ドア仕様によっては専用センサーの追加が必要となる。
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