大崎電気工業とアクセルラボは、スマートホーム分野での戦略的なパートナーシップを締結した。両社のスマートホームサービスを連携し、管理会社の業務効率化を推進するとともに、入居者の快適性や利便性を向上させる。
大崎電気工業とアクセルラボは2024年9月11日、スマートホーム分野で戦略的なパートナーシップを締結したと発表した。大崎電気が展開するスマートホームサービスに、アクセルラボのスマートホームサービス「SpaceCore(スペース コア)」のスマートホーム機能を連携。管理会社のカギ管理や入居者コミュニケーションなどの業務を効率化するとともに、入居者の住まいの快適性や利便性を向上させる。
大崎電気工業では、宅内IoTや自社開発のスマートロックシステムなどのスマートホームサービスを提供している。スマートロックは、テンキー、ICカード、スマートフォンなどさまざまな解錠方法に対応。指定した期間しか入室できない使い捨てのパスワードも発行でき、管理会社のカギの受け渡しや管理業務を削減する。既存の鍵を残したまま設置可能で、既存のドアシリンダーと一体化する構造のため落下リスクもないという。不動産宅内IoTサービスでは、スマホアプリから、エアコンやテレビなどのリモコン付き家電製品の操作と、温度/湿度や人の有無など部屋の状態が確認ができる。
また、SpaceCoreは全国400社超の企業で採用されているスマートホームアプリで、主に「スマートホーム機能」と「リレーション機能」を備えている。
スマートホーム機能では、スマートホーム機器を設置することで、専用アプリを介して家電製品や住宅設備が連動するオートメーション化や遠隔操作が可能になる。リレーション機能では、アプリやスマートスピーカーを通して、物件のオーナーや居住者と、契約に関する確認や日々のコミュニケーションが円滑に行える。
今回の連携により、両社はスマートホーム市場におけるイノベーションを加速させるとともに、今後も密接に連携しながら不動産管理会社の管理業務効率化を図り、ユーザーにとって価値のあるスマートホームソリューションの提供を進めていく。
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