スパイダープラスは、施工管理アプリ「SPIDERPLUS」に、配筋検査の事前準備を自動化するAI機能を追加した。スパイダープラスが保有する特許技術に基づき開発した独自機能で、配筋リストから詳細図面を切り出す作業や、切り出した詳細図面を建築図面に設置した検査アイコンとひもづける作業を自動で行う。
スパイダープラスは2024年4月9日、施工管理アプリ「SPIDERPLUS」に、配筋検査の事前準備(段取り)を自動化するAI機能を追加したと発表した。
新機能ではAIが配筋検査の事前準備に必要となる、配筋リストから詳細図面を切り出す作業と、切り出した詳細図面を建築図面に設置した検査アイコンとひもづける作業を自動で行う。いずれもスパイダープラスが保有する特許技術に基づき開発した独自機能で、従来人手と工数を要した工程の大部分を削減可能だ。ユーザーはAIが行った作業内容の確認と微調整を行うだけで、検査前の準備が完了する。
まずはBPOサービスで活用を進め、機能の追加開発やAI学習を通じた精度向上を図る。将来は、SPIDERPLUSの配筋検査機能を利用するユーザーがBPOサービスを介さずに、直接利用できるよう開発を進める。
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