スマートスケープは、建設業向けに、3DCADデータを3DPDFや3DHTML、中間ファイルに出力する3DCAD変換ソフト「SmartExchange Desktop」を発売した。
スマートスケープは、3D PDFや3D HTMLが出力できる3D CADデータ変換ソフト「SmartExchange Desktop 2023.2.2.0」の販売を2024年2月6日より開始した。
SmartExchange Desktopは、3DCADデータを3DPDFや3DHTML、中間ファイルなどへ簡単に変換するソフトウェア。使用する端末を問わず、Webブラウザ経由で3Dデータを閲覧できる。今までデータ容量が大きく操作に時間がかかっていた3Dデータは、変換することスムーズに動かせる。オフラインでも閲覧可能なため、電波が悪い場所での作業にも使える。
建設業の利用ケースとしては、設計して施工といったように、設計する人と作る人は異なるため、設計の意図を正しく伝えなければならない。口頭や画像、2D図面などでは伝わりにくかった部分も3Dデータを活用することで、分かりやすく伝えることが可能になる。
最新版のSmartExchange Desktop 2023.2.2.0では、新たに以下の3Dデータの読込に対応した。Autodeskの「Inventor 2024」「Revit 2024」「Navisworks 2024」、Dassault Systemes(ダッソー・システムズ)の「CATIA V5 6R 2023」「SOLIDWORKS 2024」、Siemens Digital Industries Software(シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア)の「NX 2306」「SolidEdge 2024」「JT 10.9」「Parasolid 36」、PTC「Creo 10.0」。
ソフトは永久ライセンスで、価格は新規ライセンスが10万7800円、年間メンテナンスとサポートが2万1560円(いずれも税込)となる。全機能を使用可能な無償体験版も提供する。
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