大和ハウス工業は、1965年に日本初のカラーテレビ専用工場として操業を開始した東芝深谷事業所の跡地で、マルチテナント型物流施設に着工した。平屋建て延べ1.1万平方メートルの規模となる見通しで、完成は2027年3月末の予定。東芝深谷事業所は2021年3月末の生産終了後、大和ハウス工業が土地を取得し、工業団地「DPI埼玉深谷」の開発を進めている。
大和ハウス工業は2026年3月17日、埼玉県深谷市の工業団地「DPI埼玉深谷」内で、最大2社のテナント企業が入るマルチテナント型物流施設「DPL埼玉深谷」に着工した。建物の構造と規模は、S造耐震構造の平屋建て、延べ床面積1万1885.56平方メートルで、大和ハウス工業と村本建設の設計・施工により、2027年3月31日の完成を見込む。
大和ハウス工業は、“工業化建築”のパイオニアとしての技術力と、製造施設や物流施設、オフィスなどの施工実績を生かし、全国72カ所で工業団地「DPI(ディープロジェクトインダストリー)」を開発している。今回、着工したDPL埼玉深谷は、東芝深谷事業所跡地(約13万5000平方メートル)を取得して開発を進めるDPI埼玉深谷内に建設する。
東芝深谷事業所は、1965年に日本初のカラーテレビ専用工場として操業を開始し、長年にわたり、映像製品や部品生産の中核拠点だったが、2021年3月末に生産を終了した。
交通アクセスは、関越自動車道「花園インターチェンジ」まで約10キロ(車で約22分)、国道17号(深谷バイパス)まで約4キロと、高速道路網や幹線道路への接続性に優れ、首都圏や北関東エリアを結ぶ広域物流拠点として、東北地方への中継物流拠点としても利便性が高い。
また、JR高崎線「籠原」駅、「深谷」駅からも3キロ圏内に位置し、従業員駐車場(58台)の整備で、公共交通と自家用車の双方の通勤に対応する。
環境面では、約1500キロワットの太陽光発電システムを設置し、建築物省エネルギー性能表示制度のBELSの5つ星の取得とZEB Ready以上の達成を目指す構えだ。
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