パナソニックがエアコンや冷蔵庫の節電法を紹介。エアコンに関しては、フィルター掃除、風量と温度を上げること、室外機の周辺にものを置かないことなどが節電法として挙がっている。
パナソニックは2023年6月、エアコンや冷蔵庫の節電法を紹介した。エアコンに関しては、フィルター掃除により年間約8000円以上電気代を削減できるとした(パナソニックのエアコン「CSJ403D2」を用いた場合。電気代単価31円/kWhで試算)。
室内機のフィルターに埃が蓄積することで、空気を取り入れる量が減少し、余計な電力を消費する。パナソニックの実験によると、1年間フィルター掃除をしない場合、掃除をした場合と比較して電気料金が最大約25%多く掛かったという。
さらにエアコンの節電法として「なるべく風量と温度を上げること」「外気温が35℃以上の場合はつけっぱなしにすること」「室外機の周りにものを置かないこと」「扇風機やサーキュレーターと併用することも節電につながる」なども挙げている。
冷蔵庫の節電法としては、購入時から5〜10年が経過している場合に最新モデルへの買い替えを検討すること、食材を詰め込みすぎないこと、冷蔵庫の周囲に放熱スペースを設けること、冷気の吹き出し口や吸込口をふさがないようにすること、熱いものは冷ましてから入れること、ドアの開閉を最小限にし、閉め忘れや半開きに注意することを紹介した。
パナソニックは、2023年3月に実施した調査で、節約への関心が昨年より高まったという回答が84%に達したことを受けて、今回の節電法の紹介に至った。
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