パナソニック ホームズのZEHに対応可能な全館空調システム「エアロハス」の累計販売が、2022年12月時点で約4200棟に達した。同システムは、専用エアコン1台により、居室に加えて廊下や洗面室などの非居室空間を換気、空調するものとなっている。
パナソニック ホームズは2023年1月12日、ZEH(ネットゼロエネルギーハウス)に対応可能な全館空調システム「エアロハス」の累計販売が、2022年12月時点で約4200棟に達したと発表した。
同システムは、専用エアコン1台により、居室に加えて廊下や洗面室といった非居室空間の換気や空調を可能とするものとなっている。
0.3μmの微小粒子を99.97%捕集するHEPAフィルターを備えており、専用エアコンが入る空調ユニットから宅内へ搬送する空気を浄化する。ホコリや花粉のほか、PM2.5にも対応可能となっている。
宅内給気過程の地熱利用や建物の高断熱性能、専用エアコンの効率性などにより、消費エネルギーの低減が可能。同社独自の試算によると、一般的な全館空調システムと比較して消費電力を約26%削減できるという。
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