Q2で「非常に高い」「やや高い」と回答した人に、「Q3.あなたの、リノベーションに対する満足度が高い理由を教えてください」と聞くと、「希望の間取りになった」や「生活がしやすくなった」など71の回答を得た。
Q2で「あまり高くない」「全く高くない」と回答した人に、「Q4.あなたの、リノベションに対する満足度が低い理由を教えてください」と質問すると、「予算がオーバーしたから」が61.1%、「イメージしていたデザインにならなかったから」が38.9%、「手続きが煩雑だったから」が22.2%となった。
Q2で「非常に高い」「やや高い」と回答した人に、「Q6.あなたは、どのようなことを重視してリノベーションを行いましたか」と問いかけると、「機能・安全性」が82.2%、「デザイン性」が54.4%、「費用」が45.6%の結果となった。
Q2で「あまり高くない」「全く高くない」と回答した人に、「Q7.あなたは、どのようなことを重視してリノベーションを行いましたか」と聞くと、「機能・安全性」が55.6%、「費用」が55.6%、「デザイン性」が33.3%だった。
調査結果のまとめとして、「設備の老朽化による不具合発生」や「家族構成の変化などによるライフスタイルが変わった」などをきっかけに、マンションのリノベーションを行う人が多く見受けられた。また、リノベーション経験した人の約8割が「希望の間取りになった」や「生活がしやすくなった」など、満足度が高かった。対して、リノベーションする際に「費用」を重視した結果、「予算オーバー」したことによって満足度が低いと感じている人も一定数いた。
多くの人が、リノベーションを行うときのポイントとして「機能・安全性」を重視していることから、マンションリノベーションでは、「デザイン性」だけではなく、適切な機能を備えた住宅設備の選定・提案を行えるサービスが求められているということが判明。同時に、不満要因として「予算オーバー」が最多となっていることから、明和地所では、満足のいくリノベーションを行うには、施工面積で価格が明確に決まり、追加料金のかからない定額制リノベーションの需要が今後高まっていくのではないかとみている。
調査時期:2022年1月31日〜2月1日
調査対象:55平方メートル以上(もしくは1LDK〜3LDK)のマンションのリノベーションを行った経験のある111人
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
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