TSUTAYA BOOKSTORE MARUNOUCHIは、2021年12月にリニューアルした「代官山 蔦屋書店 SHARE LOUNGE」に続くフラグシップ店舗で、「東京」駅を利用する多様な人のワークスペースとして使え、仕事や打ち合わせだけでなく、カフェ・バーとしても利用できる店舗を目指している。
TSUTAYA BOOKSTORE MARUNOUCHIのコンセプトは、「集い、想い、閃く書店」で、2フロア吹き抜けの空間に、実用書やビジネス書、児童書など、約8万冊の書籍を設置し、丸の内エリアに集う多様な人の知的好奇心を満たす品ぞろえを実現。インテリア雑貨、食雑貨、コスメ類、こだわりの文具、知育玩具なども用意し、「お気に入り」の本や雑貨、最新の情報が見つかる生活提案型書店とする。
店内のシェアラウンジでは、17室の個室や2室の会議室、220席の座席、人気の書籍、高速Wi-Fiを設け、ディスプレイ、骨伝導イヤフォン、コンパクト加湿器の貸し出しに応じ、東京駅舎を望める開放的な空間で、利用者が勉強と読書が行える。ユーザーが無料で食べられるフードやビールなどの酒類も用意しており食事も楽しめる。
TSUTAYA BOOKSTORE MARUNOUCHIの3階にはアートスペースを設置した。アートスペースでは、オープン時に、素材に古着を用いた谷敷謙氏のアートを展示しており、今後はアートの入れ替えを実施しつつ定期的に作品を展示する。店内のスターバックスでは書籍を読みながらコーヒーを飲める。
「今後、当社は、ターミナル、駅前、ロードサイド、都心、郊外、地方で、シェアラウンジを備えたTSUTAYA BOOK STOREを出店する予定だ」(安田氏)。
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