神奈川県相模原市で延べ15.1万m2の物流施設が竣工、日本GLPリテール&ロジスティクス

日本GLPは、神奈川県相模原市で開発を進めている物流施設「GLP ALFALINK相模原4」の竣工式を2022年11月22日に開いた。GLP ALFALINK相模原4は、日本GLPの顧客が専用施設として一棟全体を利用し、2024年以降に本格稼働する予定だ。

» 2022年11月28日 13時00分 公開
[BUILT]

 日本GLPは、神奈川県相模原市で開発を進めている物流施設「GLP ALFALINK相模原4」が竣工したことを2022年11月22日に発表した。

「相模原愛川IC」から約4.3キロの場所に位置

 開発地は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「相模原愛川インターチェンジ(IC)」から約4.3キロの場所にあり、「相模原IC」から約7.1キロのエリアにある。

 GLP ALFALINK相模原4は、高度なマテハン設備が導入されており、倉庫の自動化と省力化に対応している他、バイオフィリックデザインを採用し緑豊かな内装デザインを実現している。建物内には、館内全館空調や倉庫内各階に大型シーリングファンを搭載し、カフェテリアも設け、快適な就労環境を整備した。

「GLP ALFALINK相模原4」の外観 出典:日本GLPプレスリリース

 加えて、「GLP ALFALINK相模原」内にある共用棟「リング」へ直接アクセスできる接続ブリッジを配置し、リング内のレストランやカフェ、コンビニ、託児所などを利用しやすくしている。

「GLP ALFALINK相模原」の全体図 出典:日本GLPプレスリリース

 建物の外観は、敷地内の施設に共通するカラーとして、明るく清潔感がある白色を基調としたデザインで、エントランスホールは2層吹き抜けの空間とし、開放的な空間に仕上げ、敷地内には最大で約580台を収容できる従業員用の立体駐車場を併設した。

 BCP対策については、地震対策としてプレストレストコンクリート免震構造の採用により安全性と高い事業継続性を確保。環境配慮に関しては、太陽光発電設備を屋上に備えただけでなく、浄化した井水などを使えるようにしている。また、「LEED」認証の「GOLD」と「ZEB」認証を取得する予定だ。

GLP ALFALINK相模原4の概要

 GLP ALFALINK相模原4は、PC免震構造(一部S造)の地上5階建てで、延べ床面積は15万1719.66平方メートル。所在地は神奈川県相模原市中央区田名字白雨台3532-13で、敷地面積は6万9393.56平方メートル。着工は2021年6月で、竣工は2022年11月。

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