兵庫県神戸市で延べ1.3万m2の新築分譲マンションを開発、和田興産と東急不動産:プロジェクト
和田興産は、東急不動産とともに、兵庫県神戸市で開発を進める新築分譲マンション「ワコーレシティ神戸元町」の住戸を2022年9月中旬に発売する。和田興産と東急不動産との共同事業は今回が初めてだという。
和田興産は、東急不動産とともに、兵庫県神戸市で開発を進める新築分譲マンション「ワコーレシティ神戸元町」の概要を2022年8月23日に発表した。
開発地は、「旧居留地エリア」「元町エリア」「兵庫県庁エリア」「メリケンパークエリア」「ハーバーランドエリア」「大倉山エリア」といった各エリアにアクセスしやすい他、JR東海道本線(神戸線)「元町」駅から徒歩12分の場所にあり、阪急・神戸高速線「花隈」駅から徒歩5分の地域に位置する。加えて、山手幹線以南の希少な「第2種住居地域」に立地し、閑静な住宅街となっており、住環境に優れる。
ワコーレシティ神戸元町は、3棟の建物で構成されており、壁面に使用する素材やバルコニーに装着するガラス手すりの色味などで、デザイン面で統一感を演出する。総戸数は177戸で、間取りは1〜4LDKを用意し、専有面積は43.13〜122.98平方メートルを見込んでいる。
「ワコーレシティ神戸元町」の外観完成予想図 出典:和田興産プレスリリース
共用施設としては、リモートワークに適したメディアラウンジやゲストルーム、レセプションルームを設ける。
「ワコーレシティ神戸元町」のゲストルーム完成予想図 出典:和田興産プレスリリース
「ワコーレシティ神戸元町」のレセプションルーム完成予想図 出典:和田興産プレスリリース
ワコーレシティ神戸元町は、RC造地上11階建てで、延べ床面積は1万3807.95平方メートル。所在地は神戸市中央区下山手通8丁目16番で、敷地面積は4367.74平方メートル。設計・監理はIAO竹田設計が担当し、施工はノバックが担い、竣工は2024年9月下旬で、入居は2024年11月下旬を予定している。
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