広島県で改装を手掛けた延べ7.9万m2の商業施設がオープン、大和ハウス工業プロジェクト

大和ハウス工業は、広島県広島市西区で改装工事を進めていたショッピングセンター「ALPARK」の西棟が竣工し、2022年4月22日にリニューアルオープンすることを公表した。

» 2022年04月13日 07時00分 公開
[BUILT]

 大和ハウス工業は、広島県広島市西区で改装工事を進めていたショッピングセンター「ALPARK(アルパーク)」の西棟を2022年4月22日にリニューアルオープンすることを同年3月28日に発表した。

「多島美」をイメージしたアートワークを展示

 リニューアルオープンするALPARKの西棟は、「日常生活への密着」をコンセプトに、小売店「無印良品」やスーパーマーケット「フレスタ」、アウトドアショップ「Alpen Outdoors」といった19店舗が入居し、子供も大人も楽しめる施設になる。

 西棟の1〜2階では、良品計画が世界32の国・地域で展開する約1100店舗の中で最大級の専有面積を誇る無印良品が誕生する。売場面積は約6100平方メートルあり、日常生活を充実させる衣料品や雑貨、食品、化粧品、家具など、約7500種類の独自商品とサービスを扱う。

リニューアル後の「ALPARK」の(西棟)内観のイメージ 出典:大和ハウス工業プレスリリース
西棟の1階に入居するスーパーマーケットの「フレスタ アルパーク店(仮)」のイメージ 出典:大和ハウス工業プレスリリース

 建物では、地域に密着した店舗づくりを進めるために、地域共生活動や環境配慮の取り組みを積極的に行う。具体的には、地域共創活動として、広島県出身のアーティストにより、広島の「多島美」をイメージしたアートワークを展示する。

 環境配慮の取り組みに関して、広島県の企業であるマルニ木工出身の家具アーティストは、マルニ木工の廃材を利用したデザインウォールやコーヒー豆といった廃材建材を壁材の一部に使う。

マルニ木工の廃材を利用したデザインウォール 出典:大和ハウス工業プレスリリース

 また、施設内に設けられた従業員休憩室では、可変性のあるテーブルや携帯充電用コンセント、仮眠スペース、ソファ席、パーテーション付きの個別スペースなどを備え、食事から打ち合わせまで対応する。

西棟の従業員休憩室のイメージ 出典:大和ハウス工業プレスリリース

ALPARKの概要

 ALPARKは西棟と東棟で構成される。西棟は、RC造地下2階/地上6階建てで、延べ床面積は7万9537平方メートル。東棟は、RC造地下2階/地上10階建てで、延べ床面積は8万3338平方メートル。西棟の所在地は広島県広島市西区井口明神1丁目16番1号で、東棟の所在地は広島県広島市西区草津新町2丁目26番1号。アクセスはJR「新井口」駅から徒歩3分。

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