大和リースは「つどう、つながる、ひろがる」を施設コンセプトにした複合商業施設ブランド「ブランチ」の開発を全国各地で進めている。ブランチブランドの複合商業施設は2020年3月5日時点で、兵庫県の神戸学園都市や神奈川県の茅ヶ崎、宮城県の仙台、北海道の札幌月寒などで開設されている。このほど、福岡市博多区に新規出店した。
大和ハウスグループの大和リースは2020年3月13日、福岡県福岡市博多区に複合商業施設「ブランチ博多パピヨンガーデン」をオープンした。
ブランチ博多パピヨンガーデンは、S造2階建ての建物2棟と、S造平屋建て4棟(既存1棟含む)で構成されており、延べ床面積が2万573.02平方メートル。所在地は福岡県福岡市博多区千代1丁目2-1で、敷地面積が4万4458.71平方メートル。店舗数は44店舗、駐車場の収容台数は685台、駐輪場は281台。
福岡県の吉塚エリアを代表する商業施設「パピヨンプラザ」の跡地に建設され、大和リースは「都会のパティオ(中庭)」を事業コンセプトに、「多世代が出合い、くつろげる施設づくり」「地域の人々の“ほしい”がそろう施設づくり」「人と緑が触れ合える空間づくり」という3つのテーマを掲げて施設を計画した。
施設内は、中庭を中心にレクリエーションなどが楽しめるとともに、九州初出店となるアウトドアショップ「WILD-1」やスーパーマーケット「ハローデイ」、家電量販店の「ケーズデンキ」など、周辺地域の住民の生活に役立つ物品販売店や飲食店、サービス店舗を備えた商業施設。今後、同社は緑があふれ地域の利用者に利便性とくつろぎを提供する施設となることを目指す。
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