三菱地所の岡本拓仁氏は、「当社では、ライフスタイルとワークスタイルの変化に対応すべく、オフィスビルの価値向上やテレキューブの設置拡大、リゾート地での働き方を提案するワーケーション事業など、多様な取り組みを行っている。こういった活動の一環として、CHILL CUBEを設けた新丸の内ビルディングは、平日には館内で働くワーカーが大半を占め、休日には観光とショッピングで来館される人が多い。そのため、CHILL CUBEは多様な目的で利用されると想定している。今後は、テレキューブを自主学習の場やオンライン相談の場など、テレワーク以外の用途で使えるように方法を模索していき、建物や街の価値向上につなげていく」と語った。
テレキューブサービスの小山田氏は「テレキューブは、ユーザーが住居で参加が困難なWeb会議や簡単な執務を行うためのスペースとして、全国で200台を設置した。メインターゲットの顧客は、ワーカーだが、利用者全体の約10%は仕事ではなく休憩で使用している」と話す。
Endianの渡邉氏は、「国内では、長時間労働や休憩無しの勤務を美徳とする人もいるが、適度な休憩が仕事のパフォーマンスを上げるという研究データも発表されており、当社では、効果的な休憩による集中力のアップと生産性の向上をCHILL OUTで後押ししたいと考えている。こういった思いから“日本にもっとチル休みをプロジェクト”を立ち上げ、CHILL CUBEのイベントを開催するに至った。今後もこういった活動を継続していく見込みだ」と展望を述べた。
開催期間は2021年11月22〜26日で、時間は11〜19時(体験時間は1人当たり20分間)。会場は新丸の内ビルディングで、所在地は東京都千代田区丸の内1丁目5-1。
内装材が不燃仕様で天井に消火装置を設けたワークブース、日東工業
オカムラグランドフェア2019、安価なワークブースや視線を操作するデスクを展示
UCHIDA FAIR 2022、国産木材を活用した家具やスマホでオフィスの状況が分かるシステム
オカムラが提案するオフィス家具による満足度の高い“働き方改革”Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
人気記事トップ10