「青森」駅近で地上18階建てマンションが着工、ねぶた祭りを身近に楽しめる立地プロジェクト

大和ハウス工業は、参画する「中新町山手地区第一種市街地再開発事業」で青森県建設工事を進める新築分譲マンション「プレミスト青森新町ザ・タワー」が2021年5月10日に着工したことを公表した。

» 2021年10月04日 13時00分 公開
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 大和ハウス工業は参画する「中新町山手地区第一種市街地再開発事業」が青森県青森市で建設工事を進める新築分譲マンション「プレミスト青森新町ザ・タワー」の概要を2021年8月19日に発表した。

総戸数は82戸で全戸が南向き

 中新町山手地区第一種市街地再開発事業は、商業施設と分譲マンションで構成されるセンター棟と、商業施設やオフィス、ビジネスホテルとプレミスト青森新町ザ・タワーから成るウエスト棟の開発などを目的に掲げたプロジェクト。

「中新町山手地区第一種市街地再開発事業」のイメージ図 出典:大和ハウス工業プレスリリース
「中新町山手地区第一種市街地再開発事業」で開発する施設のイメージ図 出典:大和ハウス工業プレスリリース

 センター棟とウエスト棟の間には南北へ通り抜けられる通路を設けることで、官庁街から新町通り商店街への往来がより便利になり、来街者の回遊性が高まる。なお、センター棟の1〜2階には飲食店や物販店などの店舗が入居する見込みだ。

 プレミスト青森新町ザ・タワーは、地上18階建てで、JR「青森」駅から徒歩10分の場所に位置する。総戸数は82戸で、全戸が南向きとなり、専有面積は60.92〜87.18平方メートルで、全6タイプの間取りを備える。

「プレミスト青森新町ザ・タワー」の外観イメージ 出典:大和ハウス工業プレスリリース

 建物デザインは、新町通り商店街に面する北側の廊下をガラスウォールとし、上品さと高級感を演出する。さらに、1階エントランスホールには、2層吹き抜けの空間に螺旋(らせん)階段を設け、開放感と意匠性を両立。エントランスホールの上部には、ねぶた師の北村麻子氏がデザインしたねぶたを配置し、プレミスト青森新町ザ・タワーのシンボルとする。共用部として、2階に入居者専用のラウンジを設置し、入居者同士がくつろげる空間に仕上げる。

 プレミスト青森新町ザ・タワーの計画地は、緑が豊かな「青い森公園」や「善知鳥神社」などの施設に隣接する。また、東北3大祭の1つ「青森ねぶた祭」の運行ルートである新町通り沿いに位置するため、開催時期には身近で祭りを楽しめる。

 周辺には、青森駅直結の商業施設「LOVINA(ラビナ)」や「さくら野百貨店」をはじめとした大型商業施設の他、青森市の玄関口である駅前アーケード商店街「新町商店街」があり、生活利便性に優れる。加えて、青森県庁や青森市役所といった公共施設や医療施設なども徒歩圏内に林立している。

プレミスト青森新町ザ・タワーの概要

 プレミスト青森新町ザ・タワーは、RC造地上18階建てで、延べ床面積は1万672.34平方メートル。所在地は青森県青森市新町2丁目104番(地番)で、敷地面積は1610.32平方メートル。設計・管理はアール・アイ・エー東北支社が、施工は藤本建設、阿部重組、丸喜齋藤組JVがそれぞれ担当し、2021年5月10日に着工した。竣工は2023年6月上旬を予定している。

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