東急建設は、2021年4月以降に着工する全ての工事で、100%再生可能エネルギー由来の電力を使用することを公表した。
東急建設は、2021年4月以降に着工する全ての工事で、100%再生可能エネルギー由来の電力を使用することを2021年5月17日に発表した。さらに、施工中の工事でも利用している電力を再エネ電力に切り替えていく。
同社は、2023年3月31日の竣工に向け2021年3月に神奈川県で工事に着手した大型物流施設「ESR 東扇島 ディストリビューションセンター」と「ESR 川崎浮島 ディストリビューションセンター」で2021年4月に再エネ電力を活用し、施工や事務所などで使用する全ての電力を、CO2を排出しないクリーンな電力としている。
上記のように、同社は、環境省が推進する目標「Science Based Targets※1(SBT)」に認定されている温室効果ガス削減目標の達成に向け、電力の利用によるCO2の排出量低減を推進してきた。
※1 Science Based Targets:パリ協定(世界の気温上昇を産業革命前より2度を十分に下回る水準に抑えた1.5度に抑制することを目指すもの)が求める水準を踏まえ、5年〜15年先を目標年として企業が設定する温室効果ガス排出削減目標
また、2021年3月には、再生可能エネルギー100%の電力使用を推奨する団体「RE100」に加盟し、2030年までに工事や事業所を含む事業活動で使用する全電力を再エネ電力に転換することを目標に掲げていた。
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