アットホームは、物件の購入検討もしくは賃貸を検討している18〜50歳の男女412人に、今後希望する住まいの探し方や不動産会社に求めることについての意識調査を行った。その結果、住宅の購入検討者と賃貸物件を探している対象者ともに、重要事項説明と契約は対面で行いたい人が全体の半数以上を占めることが明らかになった。
アットホームは、物件の購入検討もしくは賃貸住宅をリサーチしている18〜50歳の男女412人に、今後希望する住まいの探し方や不動産会社に求めることについての意識調査を2020年9月30日〜10月1日にインターネット上で行い、結果を同年12月21日に発表した。
調査結果によれば、「今後、どんな不動産会社に問い合わせをしたいか」と複数回答可能の条件で対象者に質問したところ、賃貸物件をリサーチしている対象者では、「物件写真がキレイで見やすい」と答えた人が全体の49.5%で最多だった。次いで、「物件写真の枚数が多い」は46.6%、「スタッフの雰囲気が良い」は46.6%、「取り扱っている物件数が多い」は44.2%、「店舗の雰囲気が良い」は39.3%、「ホームページが充実している」は36.4%と続いた。
一方、住宅の購入検討者では、「取り扱っている物件数が多い」「スタッフの雰囲気が良い」と回答した人がともに全体の48.1%で最多だった。次に、「物件写真の枚数が多い」は44.2%、「物件写真がキレイで見やすい」は39.8%、「近くて行きやすい不動産会社である」は38.8%、「店舗の雰囲気が良い」は38.3%となった。また、「新型コロナウイルス対策を明示している、実施している」は26.7%、「リモート対応可」は20.4%となり、不動産会社のスタッフと時間をかけて相談する住宅の購入では、感染対策を気にする人が少なくないことが判明した。
「今後、内見をどのように行いたいか」と複数回答可能の条件で対象者に聞いたところ、賃貸物件を探している対象者は、「不動産会社の店舗で待ち合わせして車で訪問」と答えた人が全体の52.4%で過半数だった。
他には、「現地で待ち合わせして訪問」は50%、「自宅でスマートフォンなどからオンラインで内見」は29.6%、「自宅でスマートフォンなどからVRや360度画像で疑似内見」は24.8%、「不動産会社の店舗で待ち合わせして電車で訪問」は17%、「不動産会社に訪問しオンラインで内見」は15.5%、「不動産会社に訪問しVRや360度画像で疑似内見」は15%。
住宅の購入検討者では、「現地で待ち合わせして訪問」と答えた人が64.1%で半数以上を占めた。次いで、「不動産会社の店舗で待ち合わせして電車で訪問」は43.2%、「自宅でスマートフォンなどからオンラインで内見」は32.5%、「自宅でスマートフォンなどからVRや360度画像で疑似内見」は30.6%、「不動産会社に訪問しオンラインで内見」は25.7%、「不動産会社に訪問しVRや360度画像で疑似内見」は19.4%となった。
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