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» 2020年06月01日 06時11分 公開

災害時に安否確認と情報共有を可能にする、インフォコムのクラウド型BCP対策第24回「震災対策技術展」横浜(2/2 ページ)

[川本鉄馬,BUILT]
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災害時の情報共有に役立つクラウドソリューション

 災害時の事業継続に対する懸念事項としては、ネットワークに代表される社内インフラがダウンしてしまうことがある。そうした状況下で、ビジネス再開に向けた情報共有を行うには、より堅牢性に優れたコミュニケーションシステムの準備が不可欠となる。インフォコムがもう一つ出品したBCPortalは、災害時の情報共有を目的としたソリューションだ。

 BCPortalは、クラウドを介して提供され、サーバは大阪と東京の2拠点で稼働しており、仮にどちらかが被災しても情報共有基盤としての機能が継続される。先に紹介したエマージェンシーコールで安否確認や緊急連絡を行った後のステップとして、業務再開あるいは編成変更など、各種の企業情報を発信・共有するためのソリューションがこのBCPortalとなる。

 災害時は、とかく情報が分散・錯綜し、現場が混乱するものだ。しかし、BCPortalのような情報共有の場が既に用意されていれば、現場の状況を効率的に管理することができ、的確な指示や進捗の把握も実現する。

 言わずもがなだが、災害はいつ発生するか分からない。ブースでは、BCPortalが災害以外の平常時にも社員間のコミュニケーションとして使える機能も説明された。

 BCPortalには、プロジェクトメンバーや関係者だけが使えるチャットに似た機能を備える。他にも、アンケートや定形報告、閲覧者を限定した掲示板なども搭載されている。

 情報共有ツールは、被災後に始めて使うと、逆に混乱を招く危険性がある。これに対してBCPortalは、災害時以外の平時でも便利に使える機能を提供し、普段から操作に慣れていると、災害時にも戸惑うことなく使える仕様にあえて設計している。

 今後、インフォコムでは、エマージェンシーコールとBCPortalを連携することで、効率的なBCP対策を訴求していく。

BCPortalでの議事録の公開例。平時でも情報共有の掲示板的な使い方が可能だ
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