雇用関連の月次データでは、2019年11月の建設業就業者数は513万人(前年同月比102.2%)で、10月の99.4%からプラスに転じ、2019年を通して最も多い人数となった。公共職業安定所(ハローワーク)の新規求人数は、6万6211人(前年同月比94.9%)で、10月の102.9%から減少した。
建築・土木・測量技術者(常用・除くパート)の有効求人倍率は、前年同月比0.56ポイント上昇して7.34倍となった。有効求人倍率は54カ月連続で前年同月を上回っており、人手不足の状況は依然として続いている。
一方で、建設・採掘の職業(常用・除くパート)の有効求人倍率は、前年同月比で0.48アップし、6.17倍となった。55カ月連続で前年同月増となり、建設技能工についても、厳しい人手不足の状況は同じような状況にある。
建設業の「求人」が増加するも「求職者」は減少、需給ギャップが拡大
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「労働力調査」データに見る建設技術者を取り巻く雇用環境
建設業の就業者数は2年連続で増加、人手不足の中で各社は人材確保に工夫もCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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