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» 2019年10月07日 08時00分 公開

ドローン:日立システムズ、空撮から簡単操作で3次元モデル生成のクラウドサービス

日立システムズは、小規模な構造物をドローンで空撮した写真を素材に、「3次元モデルの生成」「診断」「劣化箇所管理」などをユーザー自身によるボタン操作で行えるクラウドサービスの提供を開始した。価格体系も従来の定額制から従量制となり、利用状況に応じたスモールスタートが可能となる。

[BUILT]

 日立システムズは、同社が提供するドローン運用統合管理サービスのバージョンアップとして、ドローン空撮写真を素材に「3次元モデル生成」「診断」「劣化箇所管理」などを行えるクラウドサービスをラインアップに追加し、提供を開始した。ユーザー自身で容易に操作できる点や従量制採用で初期費用を抑えた点などから、これまで自前のデータ加工技術者を育成できなかった企業や費用面で折り合いの付かなかった企業でも導入が容易となる。

photo ドローン運用統合管理サービスの操作画面 出典:日立システムズ

 同サービスの最大の特長は操作の容易性だ。構造物全体を網羅する写真があれば、ユーザーが直接クラウド上のメニューを操作することで、3次元モデルを生成する「3次元化」や、3次元モデルと写真のひも付けにより構造物と劣化箇所を一元管理する「3次元管理台帳」などの機能を利用できる。ドローンで集めたデータを加工する技術者を自前で育成できなかった企業には導入のメリットが大きい。価格体系も従来の月額定額制から月額従量制に変更。初期費用がかからず、利用する機能や処理したデータ量に応じた料金を支払えばよいので、ローコストでのスタートアップが可能だ。

photo ドローンで空撮した写真群から3次元モデルを容易に生成できる 出典:日立システムズ

 国が主導する「i-Construction」を背景にドローンを活用した建設生産システムが急速に拡充している中、日立システムズでは利用者のニーズに合わせたドローン運用管理統合サービスを開発・提供してきた。当初は大規模な構造物を扱うゼネコンなどからの問い合わせが多かったが、最近では商業ビルや住宅の点検・管理を扱う不動産事業者や点検事業者からの問い合わせが増えているという。今回のバージョンアップによる操作の簡易化や価格体系の変更も、かかるニーズに応えたものだ。

 同社では今後もドローン関連ビジネスをさらに強化し、2020年までに本サービスを200社以上に導入したい考えだ。

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