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» 2019年04月19日 10時03分 公開

第5回国際ドローン展:育成実績500人突破、「ドローンエキスパートアカデミー」パートナー企業によるプレゼンも

JUAVAC(ジュアバック)コンソーシアムは、「第5回国際ドローン展」で、「ドローンエキスパートアカデミー」パートナー企業によるプレゼンテーションを行った。

[谷川整,BUILT]

 JUAVAC(ジュアバック)コンソーシアムは、ドローンの産業利用に焦点をあてた専門展示会「第5回国際ドローン展」(会期2019年4月17〜19日、幕張メッセ)で、コンソーシアムが展開するスクール事業「ドローンエキスパートアカデミー」の概要を展示し、パートナー企業5社によるプレゼンテーションも実施した。

産業利用向けスクールへの需要は高まっている

ジュアバックのブース

 「ジュアバックドローンエキスパートアカデミー」は、ドローンの産業利用に比重を置いた人材育成スクール。関連するスクール事業としては後発組ながら、関連法制や気象学などの座学と実技のそれぞれで、産学の最前線から講師を招くなど力を入れている。

 国土交通省への飛行許可申請を目指し、基本となる「フライト基本技術コース」と、その修了者などを対象とした「測量基本技術コース」「非破壊検査基本技術コース」の計3コースが設置されている。

 担当者は「2017年の開講以来、企業の実務者を中心に、500人が受講を修了しており、卒業者はさまざまな分野で活躍している。産業利用向けの人材育成を望む企業はまだまだ多い」と話す。

 パスコが監修する「測量基本技術コース」は、「初級」で測量の基礎知識とドローンによる空中写真測量の方法を習得し、空撮と解析方法の基礎を学ぶ。さらに「中級」では、国土交通省が推進するi-Constructionに関連して「実際の現場で実践可能なスキルを獲得する」ことを掲げている。目標とするのは、国土交通省が示すドローンを利用した公共測量マニュアルと出来形管理要領などの指針だ。それらに準拠したレベルで空中写真測量を実施できることを目指す他、関連するデータ処理や帳票作成などの実践技能を身につける。

3つのコースを展開

 「非破壊検査基本技術コース」は、「初級」でドローンによる構造物点検を実施するための初歩的技術を学習する。「中級」では、点検に必要な基礎技術は構造物を使った実地で学ぶ。いずれのコースも厚生労働省の「人材開発支援助成金」の対象となる。

 ブースでは、NTTコムウェア、スカイシーカー、パスコ、神戸大学、コマツのパートナー企業5社によるプレゼンテーションも実施。NTTコムウェアネットワーククラウド事業本部サービスプロバイダ部の佐々木秀紀氏は、「画像認識AI Deeptector―ドローン×AIによるDXに向けて―」、スカイシーカー営業部DJI認定スペシャリストの五條亮介氏は「QS Seriesを利用したソリューション紹介」、日立システムズ金融事業グループドローン・ロボティクス事業推進プロジェクトの鈴木裕一朗氏は「点検業務でのドローン活用について」、パスコ事業統括本部新空間情報部空間情報化堺浩一氏は「ドローン測量支援ツールPADMS―SmartSOKURYOのご紹介」、神戸大学大学院工学研究科建築学先行准教授の槻橋修氏は「ResDrone−減災ドローンが開く未来社会のレジリエンス」、コマツスマートコンストラクション推進本部事業サポート部デジタルソリューショングループの内海了輔氏は「測量業務の3次元化に向けたコマツのサポートについて」―をそれぞれ講演した。

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