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» 2019年04月24日 07時20分 公開

「次に来るのは“大脳積んだドローン”」UAV開発の先駆者・野波健蔵氏の講演から探る第5回国際ドローン展(3/4 ページ)

[谷川整,BUILT]

橋梁、ダム、プラント設備のドローン点検はあと一歩で実用化へ

 点検・維持管理の分野では、いち早く事業化したソーラーパネルをはじめ、下水道、風力発電が事業化フェーズにある。橋梁(きょうりょう)、ダム(水中・壁面)、屋根、プラント設備などは実用化の一歩前にまで差し掛かっている。

 一方で船舶、送電線・鉄塔、トンネル、ビル壁面は、まだ開発途上にある。また、災害時における物資搬送の分野では、離島・山間部への搬送が事業化フェーズに入ったが、地方都市、大都市では開発/実証のフェーズ。

点検・維持管理分野の社会実装の状況
災害対応時の物資搬送での社会実装の状況

 国内外の最近の事例を紹介した野波氏は、「DIDの飛行が重要テーマとして挙げられている今、落ちても安全なドローン、落ちないドローンへの研究開発に焦点が移りつつある」と見る。「そうした動向の1つのキーとなるのは『鳥のようにドローンが飛ぶ』ということ。これまでの“小脳”で飛ぶドローンではなく、“大脳”を積んだドローンへと変貌(へんぼう)させなければならない」と提言。

ドローンの自律クラスと落ちないドローン
ドローンの運動機能と生物飛行の概念

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