ICIラボを構成する4施設の一つ、エクスチェンジ棟は、「建設地の恵まれた自然環境と高効率機器を最大限に活用した、ZEBと知的生産性向上を実現する次世代型のオフィス」をコンセプトに設計。これまでにも、建築物省エネルギー性能表示制度「BELS(Building-Housing Energy-Efficiency Labeling System)」の「☆☆☆☆☆(ファイブスター)」と、1次エネルギー消費量水準の最高ランク「ZEB」認証を取得。さらに「CASBEE(建築環境総合性能システム)」でも、最高のSランクを獲得している。
前田建設工業では、LEED認証への取り組みに当たって、国内でいまだ取り組み事例が無かったLEEDの最新バージョン「V4」に挑戦。その中での最高評価となるプラチナを目指し、設計、施工、調達および技術研究所(現・ICI総合センター)のメンバーが互いに連携したことが、結果として認証獲得につながったという。
ICIラボ エクスチェンジ棟は、構造がRC+S造で柱は鉄筋コンクリート梁(はり)と鉄骨で、地上3階建て建築面積783.94平方メートル、延べ床面積2122.20平方メートル。
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