ダイテックは2026年10月19日、建築設備専用3DCADの最新バージョン「CADWe’ll Linx V7」の提供を開始した。従来製品「CADWe’ll Tfas」の操作性を継承し、新機能として空調/衛生設備の配管自動作図や電気設備の配線連動、見落としを防止するチェック機能などを搭載した。
ダイテックは2026年10月19日、建築設備専用3DCADの最新バージョン「CADWe’ll Linx V7」の提供を開始した。「Tfas後継」「BIM対応」「DX対応」をコンセプトに、従来製品「CADWe’ll Tfas」の操作性を継承。空調/衛生設備の配管自動作図や電気設備の配線連動、見落としを防止するチェック機能などを追加した。
CADWe’ll Linx V7では、Tfasの画面構成や操作方法をそのまま引き継いだ他、電気/空調衛生の作図設定読み込みや図面の互換に対応。ユーザーから要望の多かった「Tfas15」に搭載されている電気シンボル153種類を標準搭載し、既存の作図環境からLinxへスムーズに移行できる。
空調/衛生設備向けには、近年現場で増加している「ハウジング形管継手工法」に対応し、ルーティング時に継手を自動挿入し、個数を集計する機能を搭載した。複数フロアにまたがる冷媒管の自動作図や配管サイズの変更に合わせて挿入部材のサイズを自動追従させる機能を追加し、工数の削減を図る。
電気設備向けには、仕様が未確定のまま配線を作図する実務に合わせ、配線注記表から傍記(電線種別や管径)を図面上の配線へ一括反映できる機能を搭載した。傍記の変更に応じて3D配線の表示上の太さも連動するため、設計の流れを止めることなく正確なモデルを構築できる。
建築側の変更による見落としを防ぐ新たなチェック機能も搭載。「壁付部材位置チェック」は、建築図面の間仕切り変更などによって壁から離れたスイッチなどの部品を点滅表示して警告する。「隠れ部品チェック」は、複数の担当者が作成したレイヤーを結合した際、文字と重なって見えなくなった空調/電気部品を強調表示する。これらの機能により、手戻りを抑制し、正確な図面作成を支援する。
外部システムとの連携では、Boxなどのクラウドサービスや「Autodesk Forma」上の図面外部リンクに対応。また、「InfiPoints」の点群データをレイヤー別に表示切り替えできる。「Qrespo」や「PLANEST+BIM」「SPIDER+」「現場Plus TF」との連携も強化した。多岐にわたるデータがシームレスにつながるBIMワークフローを提供する。
製品のラインアップは、空調/衛生/電気設備に対応する「統合版」と「電気版」の2種類。動作環境はWindows 10/11(64bit)で、Intel Core i7第12世代以上のCPUと32GB以上のメモリを推奨する。インストールフリーで利用でき、IDとパスワードによる認証方式のフローティングライセンスを採用した。価格は問い合わせ対応となる。
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