バッテリー交換ステーションの「Honda Power Pack Exchanger e:」は、複数のモバイルパワーパックを同時に充電する。利用者が充電済みのバッテリーと使用済みのバッテリーをスムーズにバッテリーを交換できる拠点となる。
電動モビリティーの普及に向けては、「航続距離の短さ」「充電時間の長さ」「バッテリーコストの高さ」が課題となる。建設現場で電動機器を使う場合も、バッテリー切れや充電待機が作業停止につながりやすい。バッテリー交換ステーションは、充電するまで待つのではなく、充電済みのバッテリーに即交換することで、こうした課題の解決につながる。
ステーションにはモバイルパワーパックを挿入するスロットが並び、利用者がICカードを認証機器にかざすと、交換可能なバッテリーが入ったスロットがLEDで示される。利用者は充電済みのモバイルパワーパックを取り出し、使用したものを空いたスロットに差し込むと、交換後のバッテリーはステーション内で自動的に充電される仕組みだ。
Honda Power Pack Exchanger e:は、2022年10月にホンダが日本で販売を開始し、1号機はバッテリーシェアリングサービスを手掛けるGachaco(ガチャコ)に納入されており、街中で目にした方も多いだろう。
Gachacoは、本田技研工業、ENEOSイノベーションパートナーズ、スズキ、ヤマハ発動機、カワサキモータースが株主となる事業会社で、共通仕様バッテリーの普及拡大に向けたバッテリー交換ステーションの運営を担っている。
ブースでは、Gachacoが展開する小型バッテリー交換機も紹介した。従来機に比べてコンパクトなサイズとし、4個のモバイルパワーパックに対応する。担当者は「コンビニなどにも設置できるサイズとすることで、電動の世界をより身近で便利なものにしたい」と話し、バッテリー交換インフラの普及に期待を示した。
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