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» 2021年04月20日 06時16分 公開

ペットボトルのようにどこにでも持ち運べる蓄電池、1台でスマホ23台を充電BCP対策(1/3 ページ)

パナソニック ライフソリューションズ社は、自然災害時の停電や働き方改革に伴うフリーアドレス構築などに対応し、あらゆる室内空間で、日常でも非常時でも電源に困らない蓄電池を発売する。

[石原忍,BUILT]

 パナソニック ライフソリューションズ(LS)社は、ペットボトルのようにどこでも持ち運べる新発想の可搬型バッテリー「e-block(イーブロック)」の受注を2021年5月21日から開始する。

重さ3キロでどこにでも持ち運べる新提案のバッテリー

東京・汐留で展示された「e-block」 筆者撮影

 近年は、日本全国で多発する自然災害に対し、停電時のBCP対策として蓄電システムの設置が進んでいる。また、コロナ禍でのワークスタイルの変化に伴い、フリーアドレスや時間と場所に制約されないABW(Activity Based Working)の浸透とともに、固定コンセントではなく、配線工事も不要で、モバイル端末にどのワークスペースにいても電源を供給できるポータブル電源の需要が高まっている。

 パナソニックLS社が今般、新開発したイーブロックは、こうしたニューノーマル時代の要望に応える充放電器からバッテリーを取り外せて使える可搬型バッテリー。充放電器から取り外して持ち運んで、バッテリーを交換しながら使えるため、従来の定置用蓄電システムに対するさまざまな不満を解消する。

 e-blockシステムの製品構成は、バッテリー本体のイーブロックと、床または机に据え置く2タイプの充放電器の組み合わせから成る。複数台のイーブロックを購入して、1台を充放電器に差し込み、充電が完了したものは電源ボタンを5秒長押しでスリープモードにしてストックしておくといったセパレート式ならではの運用方法が想定される。

 イーブロック単体の重さは、災害時の応急受水用袋に水を入れたのと同等の約3キロと軽量で、サイズも98(幅)×220(高さ)×110(奥行き)ミリとコンパクトながら、蓄電容量304ワットアワー(Wh)で、2カ所あるUSBポート(typ-A)からスマートフォン(12Wh)約25台の充電を賄(まかな)える。

 充放電器は、デスク型の「イーブロックデスク」が130(幅)×161(高さ)×257(奥行き)ミリのサイズで、ACコンセント1口を搭載。床置きタイプの「イーブロックスタンド」は、サイズが200(幅)×912(高さ)×260(奥行き)ミリの縦長で、一般的な机の横に置くと、ACとUSBの差込口それぞれ2口がちょうど差し込める高さに設計されている。

「イーブロックデスク」
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