まほろば創研と計測検査は、プラント配管の劣化状態を写真1枚で判定するAIソフトウェアの共同開発を開始した。2027年度内の提供開始を目指す。
AI/ソフトウェア開発のまほろば創研は2026年6月16日、非破壊検査事業などを手掛ける計測検査と、プラント配管の劣化状態を写真1枚で判定するAIソフトウェアの共同開発を開始したと発表した。保全担当者の一次スクリーニングを支援し、予知保全への転換を推進するサービスとして、2027年度内の提供開始を目指す。
国内のプラント設備では、高度経済成長期に整備された設備の高経年化が進む一方、保全分野では技術者の高齢化や人手不足が課題となっている。点検業務は熟練技術者の経験や知見に依存する部分が大きく、検査ノウハウの継承や保全業務の効率化が求められている
両社は計測検査が50年以上にわたり蓄積してきた検査現場の知見に、まほろば創研の予知保全向けAI/ソフトウェア開発技術を組み合わせることで、配管検査に特化したソフトウェアを開発する。スマートフォンなどで撮影した配管の画像を基に、非破壊で劣化の度合いと点検の優先度をAIが判定。ドローンで撮影した画像にも対応し、高所や狭隘(きょうあい)部など人が近づきにくい場所の配管についても、現場に立ち入ることなく状態を確認できるようにする。
新製品の開発により、熟練技術者の経験や判断を、誰もが活用できる仕組みへと進化させることを目指す。
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