ワークサイトについては、確定済み情報の修正作業を効率化する仕組みと、入退場/KY/CCUS登録状況の一括チェック機能を拡充した。
前者の機能は、情報の受領や確定後に修正が必要になった際、元請会社の担当者が情報を修正できるようにした。これまでは情報が確定すると、その後の承認取り消しや修正に手間や時間がかかっていた。元請側で柔軟に対応できるようになったことで、大幅な省力化につながる。
後者は、入退場などの情報をワークサイト上で管理する機能だ。各作業員の入退場やKYの実施状況、CCUS情報などを一覧で確認できる。これまではグリーンサイトでのみの閲覧だったが、ワークサイト上でも可能になったことで、元請会社での確認作業の工数削減に直結する。協力会社でも自主的に確認できるようになり、建設キャリアアップシステム(CCUS)への参加を促す効果も期待される。
本イベント後の2026年5月には、ワークサイト自体が“Ver.2.0”にバージョンアップを果たし、役割/資格機能を全元請け企業に標準で提供を開始した。役割/資格機能は、建設作業員の「役割」とそれに関連する「資格」を作業単位でデジタル管理し、帳票出力もできる。多くの現場では職長が口頭で指示することが多く、指揮命令系統が不明確になりやすく、記録に残らないことも後々の問題となっていた。情報を一元管理して指揮命令系統を可視化することで、安全管理業務の高度化、役割と資格の整合確認も容易になる。
また、Ver.2.0ではグリーンサイトとワークサイトの連携も強化。グリーンサイトに登録済みの作業員マスタや資格情報をワークサイト上で参照し、選択式で入力可能になった。
KY活動でも、前日に役割/資格機能で登録した作業員を作業当日のKY参加者として登録できる。KY参加者一覧画面では、各作業員の役割と資格を把握し、変更が生じた際はKY支援機能と役割/資格機能をシームレスに行き来しながら編集が可能だ。入退場情報機能とも連動し、現場へ入場した作業員のみをKY参加者登録の対象にして、入退場管理や出面(でづら)管理としても使える。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
人気記事トップ10