3D点群/モデル自動生成サービスに体積測量機能 データ取得から解析まで自動化ドローン

センシンロボティクスは、ドローンで撮影した画像から高精度な3D点群モデルやオルソ画像を生成する解析サービスに、体積測量機能を追加した。データ取得から解析までを一気通貫での自動化を実現した。

» 2026年05月14日 16時00分 公開
[BUILT]

 センシンロボティクスは2026年5月7日、ソリューション開発プラットフォーム「SENSYN CORE」を基盤とした3D点群/3Dモデル自動生成サービス「SENSYN CORE Mapper (センシンコアマッパー)」に、体積測量機能を追加したと発表した。自動離着陸ドローン基地との連携にも対応し、データ取得から解析、アウトプットまで測量業務の一連のプロセスを自動化する。

「SENSYN CORE Mapper」を活用した体積測量画面。撮影場所は福島ロボットテストフィールド 「SENSYN CORE Mapper」を活用した体積測量画面。撮影場所は福島ロボットテストフィールド 出典:センシンロボティクスプレスリリース

 今回のアップデートでは、画像データをアップロードするだけでクラウド上で解析処理を実行できるようにした。現場に高性能PCを持ち込む必要がなく、誰でも直感的に測量が可能だ。

 造成工事での切土/盛土の差分把握や土砂移動量の最適化、高頻度かつ正確な体積計測による在庫ずれ防止、進捗管理、現況測量などでの活用を想定する。日次や週次で測量を実施しやすくすることで、工程遅延の抑制につなげる。

 また、自動離着陸ドローン基地との連携により、測量業務の自動化が可能となる。ドローンが自動で離着陸と撮影を行い、取得画像をデータ管理機能「SENSYN CORE Datastore」へ自動アップロードする。その後、SENSYN CORE Mapperが3Dモデル生成と体積測量を実行。オフィスから土砂量や在庫量を確認できる。

 マルチベンダー対応で、「DJI Dock」「Skydio Dock for X10」の自動離着陸ドローン基地に対応。既存システムとのAPI連携や、業務要件に合わせたカスタマイズ開発も可能としている。

 体積測量機能は、専門的な点群処理ソフトウェアによる計算結果との比較検証で整合性を確認した。センシンロボティクスは豊富な現場ノウハウを活かし、導入検討から検証、業務実装まで一貫して支援する。

 今後は、引き続き生成した3Dモデルの業務活用を進める。また、撮影画像やオルソ画像のAI解析結果を3Dモデル上に重ねることで、点検や状況把握への適用拡大を目指す。

「SENSYN CORE Mapper」を活用した体積測量の自動化フロー 「SENSYN CORE Mapper」を活用した体積測量の自動化フロー 出典:センシンロボティクスプレスリリース
「SENSYN CORE Mapperの主な機能 「SENSYN CORE Mapperの主な機能 出典:センシンロボティクスプレスリリース

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