国際航業は、高精度位置測位技術「Quuppa」を活用した建設/製造現場向け生産性向上ツール「Patt Plus」に、立ち入り禁止エリアへの侵入/接近検知機能や改正労働安全衛生規則に対応した体調不良検知機能を追加した。
国際航業は2026年3月11日、高精度位置測位技術を活用した建設/製造現場向け生産性向上ツール「Patt Plus(パット プラス)」をアップデートし、立ち入り禁止エリアへの侵入/接近検知機能や改正労働安全衛生規則に対応した体調不良検知機能を追加したと発表した。
Patt Plusは、高精度位置測位技術「Quuppa」を用いて現場の動線や滞留時間を可視化し、建設/製造現場の業務効率化を支援するパッケージツール。
今回のアップデートでは、安全管理機能を強化するため、侵入/接近検知のロジックを刷新した。複数地点間の距離をリアルタイムで継続計算できる仕組みに改良し、立ち入り禁止エリアへの侵入や重機と作業員の接近を即時に判定する。危険な状況を検知した場合、アラートを発報し、接触事故などの未然防止につなげる。
また、2025年6月に施行された改正労働安全衛生規則に対応する体調不良検知機能も搭載。温度や湿度、暑さストレス、CO2、ドア開閉、PM2.5などのIoTセンサーと連携して、現場の工程マップ上で作業者のコンディションを可視化し、異常を検知した際は即時にアラートを発報する機能を拡張した。
さらに、1つのタグに複数の製品IDをひもづける機能も追加。パレット上で複数製品や仕掛品を扱う管理する現場で、タグの運用数を削減し、コストの最適化を図る。
併せて、アラート通知に対応する新型タグ2種と取り付けアタッチメント7種をラインアップし、2026年4月1日から受注を開始する。Quuppaの双方向通信の特徴を生かし、サーバ側からの指示で現場への直接アラート通知が可能になった。新型タグとアップデート版「Patt Plus」は既に大手製造業の現場で試験導入されており、作業者の危険エリア侵入判定やクレーンとの接近検知、体調不良検知などの用途で効果測定を実施。安全管理対策や労働環境の改善で高い評価を得たという。
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