LIFULLは、生成AIの活用で2025年4〜9月の半年間、約4万9836時間の業務時間を創出した。生成AIで業務効率化できたとする従業員の割合は96.2%に達し、2年間で2.7倍に拡大した。
LIFULLは2025年12月3日、社内で推進する生成AI活用の成果として、2025年4〜9月の半年間で約4万9836時間の業務時間を創出したと発表した。生成AIで業務効率化できたとする従業員の割合は96.2%に達し、2年間で2.7倍となった。
LIFULLは2023年以降、有志による全社横断プロジェクトを軸に生成AI活用を進めてきた。2025年10月には「AIイノベーション本部」を新設。ナレッジや人材を一箇所に集約し、LIFULLグループ全体に広げていくことで、不動産/住宅情報サービス「LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)」を中心とした「住まい領域」でAI活用のリーディングカンパニーを目指している。また、職種や部門特性に応じたAI活用を推進するため、「AI化人材(AI活用によって新たな価値創造を担う人材)」を100人規模で育成する目標を掲げる。
今回、社内での生成AIの活用を調査したところ、創出された業務効率化時間は段階的に増加しており、直近の半年間では前回比で1万8240時間増となる約4万9836時間を記録した。
また、生成AIによって「業務効率化できて業務の質も向上した」と回答した従業員が88.4%となった。週間利用日数は「5日以上」が45.7%で最多となり、日常業務に定着している状況が浮き彫りになった。
具体的なAI活用事例としては、主幹事業の不動産と住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」で、自社開発の生成AIツール「keelAI」を導入。反響データのURLを入力するだけで分析やインフォグラフィック作成が可能な仕組みを構築し、経験やスキルに左右されず、短時間で質の高い分析や提案が可能となる環境を整備した。
今回の社内調査は、2025年9月3〜10日にかけてWebアンケートで実施し、正社員と契約社員637人が回答した。
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