プロワンの魅力は、営業のバックオフィス業務を強力にサポートする機能を搭載している点にある。案件一覧を俯瞰して、それぞれの進捗を可視化するカンバンボードは代表的な機能だ。
プロワンで新しい案件を登録すると、その後に必要な手続きや作業の流れが表示されるため、担当者は画面を見ながら、案件の登録後には見積もりを出すなど、手順に沿って業務を進めればよい。フェーズごとに必要な作業を明確化することで、営業活動の抜け漏れを防げる。また、営業から施工段階へ情報をスムーズに引き継げ、「見積→受注→施工→アフター」の流れが途切れなく管理できる。
プロワンには、標準で見積書や請求書などの各種フォーマットを用意している。そのため、見積書を手軽に作成でき、「発行済」のステータスにすれば相手方にメールで送れる。先方の承諾が得られると「受注」のステータスとなり、請求書が自動発行される。自社独自の帳票を運用している場合は、カスタマイズも可能だ。
岡本氏は「プロワンは設備工事やリフォーム、メンテナンスの業務特化型の豊富な機能を標準で備え、対象業務であれば導入後にすぐ使える。しかし、使いやすさや画面の好み、業務フローも会社によって異なるため、カスタマイズにも対応する」と説明。
現時点で、プロワンは東京ガスなど100社以上のリフォームや設備工事の会社が活用している。ミツモアでは現場事業者の事務作業を30%削減し、営業成約率は15%アップして売上20%増が見込めるとPRする。
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