ポータブル電源のイメージを覆す、ヨシノの世界初「三元固体電池」メンテナンス・レジリエンスTOKYO2025(2/2 ページ)

» 2025年10月21日 10時42分 公開
[川本鉄馬BUILT]
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4000回以上の充放電回数を実現

 一般的にリチウムイオンバッテリータイプの充電能力は、3000回程度で寿命を迎えてしまうが、金澤氏によると「ヨシノパワージャパンのポータブル電源は充放電回数も業界最水準にある」という。パンフレットにも4000回の充放電回数を経ても利用可能なことが、「4000回+」という表現で明記している。

 「充放電」とは、バッテリーに蓄えられた電気が満充電の100%から0%になるまでのこと。充電された電気が100パーセントから0パーセントになるまでを「1サイクル」とし、寿命までに4000回繰り返すことを意味する。

 ちなみに「寿命」とは、バッテリーの蓄電能力(容量)が工場出荷時の80パーセントまで落ちることだ。だから寿命を迎えても、バッテリーを使うことはできる。

ヨシノパワージャパン 営業一課 課長 金澤慶氏 ヨシノパワージャパン 営業一課 課長 金澤慶氏
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