L is Bは、現場向けビジネスチャット「direct」専用の「熱中症予防チェックボット」を開発した。現場労働者の体調管理を支援し、猛暑による熱中症を予防する。
L is Bは2025年6月26日、現場向けビジネスチャット「direct(ダイレクト)」専用の「熱中症予防チェックボット」の提供を開始したと発表した。建設や製造、物流といった現場における労働者の体調管理を支援し、猛暑による熱中症を予防する。価格は1組織当たりで月額1万円(税別)となっている。
熱中症予防チェックボットは、始業前、10時、昼休憩、15時、終業時と1日5回にわたって体調確認の質問を自動送信する。従業員は、画面上の選択肢や番号入力によって回答する。管理者は、回答結果をExcel形式で出力し、その日の体調一覧をすぐに確認でき、新たな管理票を作成する必要もなくなる。
2025年6月からは、企業に対して熱中症対策の実施が義務化され、対策不備には罰則が科される可能性もある。同チェックボットは、熱中症対策の法令対応と現場管理の効率化を両立するツールとして、多拠点かつ多業種での導入が見込まれる。なお、direct専用ボットとなっているため、利用にはdirectの契約が必要だ。
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