ららぽーとTOKYO-BAYの北館建替え計画I期、2025年10月開業 隣接するビビット南船橋を統合プロジェクト

三井不動産は、千葉県船橋市の大型商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY」で、北館建替え計画のI期エリアを2025年10月に開業する。施設全体では、三井不動産の商業施設で最多となる約390店舗になるという。

» 2025年06月13日 09時00分 公開
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 三井不動産は2025年6月3日、千葉県船橋市の大型商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY」で、北館建替え計画のI期エリアを2025年10月にオープンすると発表した。

93店舗を先行発表、隣接するビビット南船橋も統合してさらに規模拡大

「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY北館建替え計画」外観CG 「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY北館建替え計画」外観CG 出典:三井不動産プレスリリース

 北館建替えのI期では、建物を従来の2階建てから3階建てに拡張。延床面積は以前の約9万7000平方メートルから約10万3200平方メートルに拡大する。1、2階にはセレクトショップやライフスタイル雑貨、カフェなどを、3階には千葉県最大級(同社発表による)のフードゾーンを配置する。

内観CG 内観CG 出典:三井不動産プレスリリース

 今回、新たに開店する94店舗のうち、93店舗を先行して発表した。隣接施設「ビビット南船橋」も「ららぽーとTOKYO-BAY North Gate」と改称する。

 就業環境改善にも注力し、従業員向けの休憩室を5カ所に整備。フリーWi-Fiや充電設備、歯磨きスペースなどを設け、従業員満足(ES)の向上を図る。合同求人説明会を7〜9月に3回開催し、店舗従業員の採用支援にも取り組む。

 II期エリアは2025年10月13日に一時閉館予定で、同年9〜10月にかけて閉館セールを実施する。今回のI期開業により、II期エリアの一時閉館分を除いても、施設全体で約390店舗体制となる。三井不動産の商業施設としては最多の店舗数という。

建物配置図 建物配置図 出典:三井不動産プレスリリース

 三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY北館の概要は、鉄骨造地上3階建てで延べ床面積約10万3200平方メートル、ららぽーとTOKYO-BAY全体では約43万1700平方メートル。設計会社は基本設計が東急設計コンサルタント、I期工事の実施設計・監理は大成建設、施工は大成建設・阿部建設JV、運営・管理は三井不動産商業マネジメント。

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