パナソニック ホームズは、中古の戸建て住宅市場へ本格的に参入する。買取再販事業として新ブランド「ReVALUED」を立ち上げ、「中古住宅=価格の安さ」のイメージから脱し、安心と快適性に価値を見い出す新たな再販モデルを展開する。
パナソニック ホームズは2025年4月7日、、滋賀県草津市で戸建て買取再販の新ブランド「ReVALUED(リバリュード)」の事業説明会と実例見学会を開催した。
パナソニック ホームズ 代表取締役 副社長執行役員 事業部門担当 兼 ストック事業部長 嶋川幸次氏がストック事業と買取再販事業の強化を説明した。
住宅業界は今、かつてないほどの大きな構造転換期を迎えている。新築住宅の着工件数は長期的に減少し、全国で空き家が増加。住宅政策も「新築支援」から「良質なストック住宅の形成と流通促進」へと舵を切る中で、中古戸建て流通の市場形成がなかなか進まない。
なぜなら耐震構造をはじめ、または中古で購入した場合の保証やメンテナンス、アフターサービスの信頼性といったものに対して、ユーザーが不安を持っているからだ。そうした不安を払しょくしていくことが、中古戸建て流通の市場形成を進めるキーになる。
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