新潟県の本間組は、Revitでの配筋モデリングを自動化すべく、ArentのRevitアドイン「Lightning BIM 自動配筋」を導入した。
Arentは2025年1月、新潟県新潟市に本社を置く本間組が「Lightning BIM 自動配筋」を導入したと発表した。
Lightning BIM 自動配筋は、配筋の3Dモデリングを自動化し、建築設計プロセスの効率化を図るRevitアドインツール。複雑な配筋モデルを瞬時に自動生成し、手作業を大幅に削減。納まり検討の工数が従来の90%減り、経験の浅い技術者でも高品質な設計が可能となり、建設プロジェクトの工期短縮、コスト削減、環境負荷の軽減にも貢献する。
本間組は、学校や工場、店舗の建設をはじめ、土木と建築の両分野をカバーする総合建設会社。本社のある新潟に限らず、全国それぞれの地域に根差した事業展開を行い、地域社会のインフラ整備に貢献している。
社内では、設計部門の特に意匠設計を中心に以前からBIMソフトウェア「Autodesk Revit」を活用していた。しかし、その先の施工段階での活用は進んでいなかった。また、Revit単体では配筋のモデリングに時間が掛かり、設計と施工の間で齟齬が生じやすく、情報の不一致が原因で手戻りや負担が発生していた。
そこで、国土交通省「建築BIM加速化事業」の補助金を活用し、配筋のモデリングを自動化できるRevitアドインのLightning BIM 自動配筋を採用するに至った。
本間組の担当者によると、「Lightning BIM 自動配筋は設計と施工の両方で使いやすく、データ共有による一貫性が保たれるため、施工現場にとっても有益なツール。設計意図が正確に現場に伝わり、調整作業が軽減される。以前は手間のかかっていた配筋のモデリングや配置は、一瞬で完了。最初はパラメーターの入力がやや煩雑だと感じていたが、Excelで簡単に入力できると分かってからは、ストレスなくスムーズに作業が進められている」とコメントする。
また、副次的なメリットとして、官公庁の物件や技術提案、入札時のアピールにもつながり、加点要素にもなっているという。
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