リバスタの電子マニフェストサービス「e-reverse.com」を導入した排出事業者は3700社、収集運搬業者は1万社をそれぞれ超えた。処分場では4000カ所以上、累計利用現場数は69万現場を突破した。
リバスタは2024年11月28日、排出事業者3700社超、収集運搬業者1万社超が電子マニフェストサービス「e-reverse.com(イーリバースドットコム)」を導入したと発表した。処分場が4000カ所超、累計利用現場数が69万現場超に達している。
e-reverse.comは、建設工事の産業廃棄物の処理業務で生じるマニフェスト伝票を電子化し、廃棄物処理法に則した産業廃棄物管理業務を適正かつ持続的に支援するサービス。事務作業や保管、管理に係る業務を効率化し、人的ミスを削減。排出事業者に義務付けられている行政への「産業廃棄物管理票交付等状況報告」が不要となる。
電子マニフェストは1998年に制度化されて以降、2020年には特別管理産業廃棄物の多量排出事業者を対象に電子マニフェストの使用が義務付けられている。リバスタは2007年にe-reverse.comの提供を開始しており、堅調に導入企業数が増加している。
e-reverse.comは現在、紙マニフェストの電子化による事務作業の効率化、コンプライアンス強化を支援する他、産業廃棄物処理委託契約の電子化など、さらなる効率化を支援するオプションサービスを展開している。
その1つ産業廃棄物処理委託契約をWeb上で確認できる「er-contract(イーアールコントラクト)」は、e-reverse.comのユーザー企業であれば無料で使える。所定の手順に従って「処理計画書」「実施状況報告書」の作成を支援する「多重排出行政報告支援サービス」、産業廃棄物の運搬や処分のCO2排出量を自動で算出する「TansoMiru(タンソミル)産廃」も排出事業者向けにオプションで提供している。
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