あらゆる点呼に対応するクラウド点呼システム「e点呼PRO」現場管理

東海電子は、IT点呼、対面点呼、電話点呼、遠隔点呼など、あらゆる点呼に対応する、クラウドタイプの点呼システム「e点呼PRO」を2022年4月11日から発売した。全てを1つの点呼記録簿として管理することができる。

» 2022年05月13日 08時00分 公開
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 東海電子は、IT点呼、対面点呼、電話点呼、遠隔点呼など、あらゆる点呼に対応する、クラウドタイプの点呼システム「e点呼PRO」を2022年4月11日から発売した。

e点呼PRO ロゴイメージ e点呼PRO ロゴイメージ 出典:東海電子プレスリリース

 e点呼PROは、同社の、ALC-PRO、Tenko-PRO、Karte-PRO、HC-PRO、Aino-PRO、運管PROに続く、法人向けシリーズの最新製品で、クラウド型の統合点呼システムだ。トラック、バス、タクシー、鉄道、航空などの運輸事業主や、産廃事業、建設、卸売業他、安全運転管理者選任事業所などの一般企業など、アルコールチェックや点呼が義務付けられている事業者が業務インフラとして利用できるよう、約2年かけて開発した。

e点呼PRO システム概要 e点呼PRO システム概要 出典:東海電子プレスリリース

 e点呼PROは、旅客・貨物運送事業者のさまざまな点呼方式への対応に加え、2022年4月からの、一般事業主(安全運転管理者選任事業所)による、対面によるアルコールチェック、対面によらないモニターや映像を用いた点呼にも対応しており、全てを1つの点呼記録簿として管理できる。

さまざまな点呼をクラウド管理 さまざまな点呼をクラウド管理 出典:東海電子プレスリリース
対応できる点呼形態 対応できる点呼形態 出典:東海電子プレスリリース

 e点呼PROで利用できるアルコール検知器(東海電子製)は、 設置型アルコール検知器 ALC-PRO II、携行型・スマートフォン接続型アルコール検知器 ALC-Mobile IIの2機種で、点呼人数に応じて、最適な機種を選べる。

点呼対象人数都最適機種の組み合わせ例 点呼対象人数都最適機種の組み合わせ例 出典:東海電子プレスリリース

 あらゆるパターンの点呼を正しく実施するため、数々の機能を備える。

e点呼PROの主な機能 e点呼PROの主な機能 出典:東海電子プレスリリース

 導入費用は、点呼体制により、営業所ごとに使用するソフトウェアライセンス費用と、ハードウェア費用(カメラや測定機器類)がある。

1対2(酒気帯び確認は、被点呼実施側2カ所)でIT点呼を行う場合の初期費用と維持費用は以下の図の通りだ。

1対2 初期費用イメージ 1対2 初期費用イメージ 出典:東海電子プレスリリース
1対2 維持費用イメージ 1対2 維持費用イメージ 出典:東海電子プレスリリース

 e点呼PROの動画保存バージョンは、標準アプリケーションと、動画保存機能対応アプリケーションの2種類があり、運用に合わせていずれかを選択する。

動画保存バージョンの料金プラン 動画保存バージョンの料金プラン 出典:東海電子プレスリリース

 e点呼PROクラウドアプリケーション単体では、遠隔点呼としては認められないが、必要なハードウェアを組み合わせることで、遠隔点呼の12項目チェックリストをクリアできる。ただし、点呼形態により必要な機器が変わるため、注意が必要だ。

遠隔点呼申請書類 遠隔点呼申請書類 出典:東海電子プレスリリース
遠隔点呼機器として申請するために必要なもの 遠隔点呼機器として申請するために必要なもの 出典:東海電子プレスリリース
遠隔点呼の実施に係る適合確認・宣誓書 遠隔点呼の実施に係る適合確認・宣誓書 出典:東海電子プレスリリース

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