タントレーは、防犯性に優れた窓格子のフレーム「Lattice Guard」を発売した。金属製の頑丈な鉄の格子を不規則に配列し、強盗が窓を割っても格子で不法侵入を防ぐ。牢屋のような見た目ではなく、風や光を通し、強度だけでなく意匠性も両立した防犯製品となっている。
タントレー(tantore)は2024年11月21日、防犯性やインテリア性に優れた窓に後付けする格子フレーム「Lattice Guard(ラティスガード)」を発売した。
近年、闇バイトなどによる家屋への侵入、強盗被害が社会問題となっているが、特に強盗事件の多い南米などでは、玄関前に“牢屋のような”防犯扉を設置して対策している。 タントレーでは、牢屋のような家では精神的に疲れるといった観点で、試行錯誤を繰り返し、高い強度を持ちながら、風通しや光を遮ることのないインテリアとしても映える構造と形状の製品を開発した。
Lattice Guardは金属製の頑丈な格子を不規則に配列しているため、窓を割った後、格子を壊して侵入するのが困難で相当の時間が掛かる。その高い強度は、人の手やハンマーで破壊するのはほぼ不可能だ。網目は人体を通さない大きさで、すり抜けることもできない。
窓前に設置する格子のフレームは引き戸で、横にスライドすることで格子を外さずに開閉できる。鍵穴のみが設けられており、外側から手を差し込んでも開けられない。
格子のデザインやカラーを変更できる他、サイズも窓に合わせて造作対応する。
価格は設置する窓や場所に応じて変動し、参考価格として1000×900ミリの腰窓2枚で取付費を含み80万円(税込み)から。サイズ、形状、色などの打ち合わせ後に、発注してから約2カ月での設置となる。
FM:池袋のサンシャインシティでAI警備システムを本格運用
新建材:“匿流”強盗団の窓破りをグミのようなSG膜で完全防御 セコムの防犯ガラス
製品動向:建設機械を無人レンタル、スマート端末で物理キー受け渡し レンタル会社向けに提供
製品動向:“バリアフリートイレ”でミリ波センサー見守り技術を実証 TOTOと富士通が2024年度末までにサービス化
製品動向:LTE搭載屋外向けクラウド録画カメラにエッジAI実装 人物を検出/カウント
“アナログ規制緩和”に対応:清水建設とアイダ設計が全社標準で導入、1台で現場全景を遠隔巡視するカメラ「Safie GO 360」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
人気記事トップ10