国土交通省はダム建設/維持管理現場のデジタル活用など事例106件をまとめた「ダム現場の働き方改革事例集〜ダム建設・ダム管理における新4K推進〜」を公開した。
国土交通省は2025年12月25日、ダム建設/維持管理現場のデジタル技術活用などに関する取り組みをまとめた「ダム現場の働き方改革事例集〜ダム建設・ダム管理における新4K推進〜」を公開した。先進的な取り組み事例を発信することで横展開を図り、ダム現場全体のレベルアップを目指す。
九州地方整備局は「阿蘇立野ダム」の景観検討に3Dモデルを活用した。関係者間でイメージを共有し、認識を統一を図りながら細部に至るデザイン検討を実施することで、意図の取り違いを防止した。景観検討後に3D設計図が完成するため、イメージと相違ない形で施工を進められ、モデルから検討時の意図を読み取れるため、施工段階での手直しもしやすくなった。一方で会議や検討のたびに3Dモデル修正が発生するため、専属のモデル管理者を配置する必要があることが分かった。
東北地方整備局は「鳴瀬川総合開発事業/鳥海ダム建設事業」に、地質調査や工事に遠隔臨場を導入。材料確認やボーリング調査の検尺などの立ち会い確認をオンライン化し、監督職員の移動時間160分を削減した。受注者も時間調整の簡易化や待ち時間削減などのメリットがあることを確認した。
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