古野電気は建設現場向けWi-Fiシステム「ゼンゲンバLANシリーズ」の新モデルとして、Wi-Fi6規格対応モデルの提供を開始した。
古野電気は2024年9月17日、建設現場向けWi-Fiシステム「ゼンゲンバLANシリーズ」の通信距離や通信速度など機器性能の向上を目的に、新たにWi-Fi6規格対応モデルの提供を開始したと発表した。
ゼンゲンバLANシリーズは、屋外現場向けアクセスポイントの他、長距離/広域現場で利用できる土木現場向けの「ホップワイドLAN」、高層階でも使える建設現場向けの「ウェーブガイドLAN」、地下現場向け「ジョインフルLAN」などのWi-Fiシステムを展開している。建設現場でのネットワーク構築により、カメラを利用した遠隔地からの現場把握や書類手続きの電子化といった現場の業務負担軽減を支援してきた。
また、ゼンゲンバLANシリーズは無線メッシュに対応し、LANケーブルの配線に制約がある建設現場でも容易に無線LAN空間を構築できる。最適な経路切り替えを瞬時に行う動的ツリー経路制御によって、高い安定性と低遅延特性を有した無線多段中継が行える。中継時のスループットの低下が少なく、多くの中継機を置いたエリア設計も可能だ。
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