アクティオは、大林組、坂井電機と共同で、半自動ロボット低床式重量物搬送台車「ストローダー」を開発した。リモコン操作による重量物の搬送が可能で、2025年初旬のレンタル開始を予定している。
アクティオは2024年5月20日、大林組、坂井電機と共同で、半自動ロボット低床式重量物搬送台車「ストローダー」を開発したと発表した。2025年初旬のレンタル開始を予定している。
搬送ロボットは、大林組が開発し、アクティオや坂井電機が製品化した。無線コントローラーにゲームパッドを用い、フォークリフトなどの運転資格がなくても容易に操作できる。
ロボットのタイヤ部分には、メカナムホイールを採用し、全方位への走行に応じる。その場で旋回する他、狭い通路や段差、斜面も走行する。
ジャッキアップ機能も搭載し、荷物の真下に入り込んで運搬可能なため、荷物を積み替える必要がない。
サイズは756×1126×156ミリで、重さが330キロ。最大速度が分速38メートル、最大積載荷重が1000キロ。稼働時間は約4時間(連続稼働時)で、充電は約3時間で完了する。
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