玄関ドアのハンドルに顔認証システムが一体化、LIXILが新モデル開発スマート化

LIXILは、認証部とハンドルが一体型の顔認証システムを搭載した戸建て用玄関ドア「ジエスタ2」の新モデルを、6月3日に販売開始する。参考価格は56万9000円から。

» 2024年05月09日 11時00分 公開
[BUILT]

 LIXILは2024年6月3日から、戸建て用玄関ドアで、認証部とハンドルが一体型の顔認証システムを搭載した「ジエスタ2」の新モデルを発売する。手に荷物を持った状態でも、認証部に顔を映してハンドルのボタンを押すだけで解錠できる。

ハンドル一体型顔認証搭載ドアの利用イメージ ハンドル一体型顔認証搭載ドアの利用イメージ 出典:LIXILプレスリリース

 顔認証専用ハンドルはシルバーとブラックの2色があり、参考価格は56万9000円から。施解錠に顔とキー(ハンズフリーキー、非接触キー)の両方の認証が必要な「ダブル認証(2要素認証)」と、顔かキーのいずれかで解錠できる「シングル認証」が選択可能だ。シングル認証ではカギを持たずに顔だけで解錠できるため、カギの紛失を防ぎ、不正利用や複製も防止する。無締まり対策に自動施錠機能を使用する場合、万一の締め出し対策としても効果的だ。

 今後はハイエンドモデルの玄関ドアシリーズでも「顔認証」の展開を予定している。

ダブル認証とシングル認証から選択できる ダブル認証とシングル認証から選択できる 出典:LIXILプレスリリース
顔認証部 顔認証部 出典:LIXILプレスリリース

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