グリーンサイトは、日本に約330万人いる建設作業員のうち、約180万人のデータを蓄積するデータ基盤にもなっている。膨大なデータは、グリーンサイトのサービスが約20年前に提供を開始して以降、今に至るまでの歴史の中で積み重なった。
建設サイト・シリーズのオプション(プライムサービス)となるワークサイトは、巡視結果や指摘事項、揚重機の使用予定などを共有する施工管理や調達業務向けのサービスで、グリーンサイトに入力済みの現場や作業員のデータと自動連携する。いつでもどこからでも、PC、スマートフォンから作業内容を入力や確認可能で、現場を巡視中に危険箇所を発見したら写真も含め、指摘事項を記入して共有し、紙の書類を手渡しする移動時間の削減につながる。
また、グリーンサイトは別途プライムサービスの契約で、建設業振興基金が運営するCCUSと連携する。グリーンサイトの通門管理機能では、現場作業員の入退場履歴を記録して、そのままCCUSに送信するため、就業履歴の登録や情報更新の煩雑さが解消される。
今回の展示ブースでは、導入効果として、1現場あたり月間10時間を超える業務時間を削減するとアピールしていた。
また、ワークサイトとも連携し、CCUSには現場情報や施工体制情報、就業履歴などの登録が必要となるため、ワークサイトから自動で送信できれば、そうした情報の登録も手入力せずに済む。
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