建設業振興基金の「建設キャリアアップシステム(CCUS)の運営状況」によると、建設技能者の登録者数は124万1884人で、年々普及しているものの、2019年の運用開始時に目標とした5年後には全技能者約324万人にCCUSカード発行という目標には届いていない。
建設業振興基金は2023年8月15日、「建設キャリアアップシステム(CCUS)の運営状況」を公表した。
2023年7月末時点の登録状況は、建設技能者が124万1884人で、2019年の運用開始時に目標に掲げていた全ての技能者にまでは普及しておらず、4割弱にとどまっているのが現状だ。
また、一人親方を含む事業者の登録数は23万4642者で、運用開始以来の就業履歴数は累計で9699万3947件となった。
CCUSのサポート体制では、申請書類の受け取りや本人情報、資格の真正性を確認する窓口となる「認定登録機関」は238カ所、登録や運用について質問や相談に応じる「CCUS認定アドバイザー」は330人、実務講習を受講してWebサイトに連絡先を公表している「CCUS登録行政書士」は922人となっている。
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