SGムービングは、解体工事で発生する建築資材の再資源化に向けて、廃棄物一元管理システム「SG-ECOPE」の提供を開始した。建新とグーンが開始した「環境活動に係るパートナーシップ」での一元管理を図る。
SGムービングは2023年7月、解体工事で発生する建築資材の再資源化に向けて、廃棄物一元管理システム「SG-ECOPE」の提供を開始したと発表した。
SG-ECOPEは、廃棄物の処理プロセスを包括的に管理するDX(デジタルトランスフォーメーション)システムだ。2022年7月に販売を開始している。
収集運搬業者の選定や発注、契約書管理、追跡、マニフェストの交付など、排出企業の廃棄業務を全般的に一元管理可能。また、事業場や品目ごとの排出実績を分析する機能も搭載している。
同社は今回、建新とグーンが開始した「環境活動に係るパートナーシップ」において、SG-ECOPEの提供を開始した。建新は、住宅などの解体工事をARTICALに委託している。これまでのARTICALによる解体工事では、生じた木材やプラスチックなどの建築資材は廃棄していた。一方、環境活動に係るパートナーシップの締結により、これらの資材をグーンの鳥浜工場において再資源化する。SG-ECOPEの導入により、複数の事業者が関わる廃棄物処理プロセスの一元管理を図る。
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